フルスタックエンジニアのノウハウ
2020.06.10    2020.06.12

Windowsでおすすめのターミナルソフト「RLogin」

Windowsでおすすめのターミナルソフト「RLogin」

この記事の動画版はこちら

チャンネル登録お願いします!


今回は、Windowsで使えるおすすめのターミナルソフトについてご紹介します。


ターミナルソフトとは?


ターミナルソフトというのは、自分のパソコンからサーバーを操作する時に使うリモートアクセスツールです。Macには「ターミナル」というそのままの名前のソフトが標準で入っていますね。


共用レンタルサーバーの場合は、サーバーに対してそこまで細かい設定は行えないため、管理画面にブラウザでログインして設定を行う形になりますが、クラウドサーバーの場合は、自分でミドルウェアをセットアップしたり、サーバーの細かい調整や設定作業を行わなければなりません。


その際に使うソフトが、このターミナルソフトになります。


よく、サーバーエンジニアや、映画に登場するハッカーが黒い画面に文字を打ちこんでサーバーを操作していますが、あれがターミナルソフトです。


今回はこのターミナルソフトをパソコンにインストールして、クラウドサーバーのインスタンスに接続する手順をご紹介していきます。


RLoginのインストール


今回おすすめするソフトは「RLogin(アールログイン)」というソフトです。


Windowsで使えるターミナルソフトとしては、Tera Term(テラターム)や PuTTY(パティ)などが有名ですが、RLoginはシンプルで使いやすく、動作も軽快なのでおすすめです。


しかも、フリーソフトなので無料で使うことができます。


まずはこのRLoginをインストールしていきます。


以下のリンクをクリックして、RLoginのダウンロードサイトにアクセスします。


RLoginのサイト
http://nanno.dip.jp/softlib/man/rlogin/


ここにある「インストールおよびアンインストール」をクリックします。




自分のパソコンに合った実行プログラムをダウンロードします。




ダウンロードしたzipファイルを解凍すると「RLogin.exe」というファイルが入っています。

これがソフト本体です。



これをダブルクリックするとRLoginが起動します。


接続先サーバー情報の登録


ここに接続したいサーバー情報をいくつも追加していくことができます。




今回は、以前の動画で作成したAWSのEC2インスタンスに接続してみましょう。

「新規」ボタンをクリックします。


エントリーは管理名なので、自分の分かりやすい名前を付けます。




ホスト名には、EC2のインスタンス画面で確認出来るサーバーの「パブリックIP」を入力します。




ログインユーザー名を入力します。

今回のインスタンスはCentOS 7を標準インストールしただけの状態ですので「centos」ユーザーを指定します。




「SSH認証鍵」ボタンをクリックして、




AWSからダウンロードした鍵ファイルを指定し、「OK」ボタンをクリックします。




これで、サーバーの情報がRLoginに登録されました。


今後は、この画面でサーバーを選択して「OK」ボタンを押すだけで、サーバーに接続出来ます。





サーバーに接続する


では、OKボタンをクリックして実際につないでみましょう。


初めて接続する際は、このような画面が表示されます。

「接続する」をクリック。




「はい」をクリックします。



これで、サーバーに接続されました。




この画面が、AWSのサーバーインスタンスにつながっており、ここでコマンドを入力してEnterを押すと、サーバーを操作することが出来るようになっています。


サーバー操作の基本コマンド


コマンドの多くの種類があるため、ここでは深くは説明しませんが、例えば「cd」というコマンドは「Change Directory」の略で「別のディレクトリ(フォルダ)に移動する」というコマンドです。


トップ階層である「/(ルート)」に移動する場合は、以下のように入力してEnterを押します。


cd /



また、現在のディレクトリの中身を表示するコマンドは「ls」です。


ls


実行してみましょう。




ルートディレクトリの下には、このようにいくつかのサブディレクトリがあるようです。


binというディレクトリの中に移動してみましょう。


cd bin




binの中身も見てみましょう。


ls




たくさんのファイルが存在しているようですね。


このように、サーバーに接続後、コマンドを入力しながらサーバーを操作/設定したり、ミドルウェアをインストールなどを行っていくという流れになります。


サーバーから切断する場合は、exitと入力して、Enterを押します。


 これで、RLoginのインストールと接続テストは完了です。


RLoginの便利な機能


最後に、RLoginの便利な機能をいくつかご紹介します。


① 右クリックでペースト


表示>オプション設定から「クリップボード」をクリックして「右クリックでペースト」を設定しておきます。




すると、ターミナルの画面上で右クリックをするだけで、クリップボードの内容を貼り付けることが出来るようになります。コマンドや編集値などは、コピペをすることも多いですが、ワンクリックでペースト出来るのはとても便利なんです。


② ファイル転送


こちらのボタンをクリックすると、ファイル転送用ウィンドウが表示されます。



この画面では、FTPソフトのようにサーバーとファイルのやり取りが行えます。



通常、ファイル転送はターミナルとは別のソフトを立ち上げて行うことが多いですが、RLoginは1つのソフトでどちらも行えるのでとても便利です。


③ コマンド同時送信


このボタンをクリックすると、複数タブに対して同じコマンドを同時に送ることが出来ます。




サーバーを管理していると、複数のサーバーを同時にメンテナンスすることも多いのですが、これを使えば、入力を1度行うだけで全サーバーに対して同時に命令を送れてしまいます。




この機能もとても便利で愛用しています。


 RLoginはとても便利な上に、シンプルで使いやすく、しかも無料なので、サーバーの操作を行う際はぜひ使ってみてくださいね。


おすすめ記事
無料メルマガ配信中