フルスタックエンジニアのノウハウ

(補足説明)引数、戻り値がない場合とは?

(補足説明)引数、戻り値がない場合とは?

こんにちは、徳田 啓です。

前回、「引数」と「戻り値」についての説明をしました。

もしまだ見ていなければ以下のよりご確認ください。

関連記事

引数は「大根」、戻り値は「大根おろし」
2020.01.21
「引数(ひきすう)」と「戻り値(もどりち)」。プログラミングをやったことがないと、なかなか聞きなれない言葉ですよね。しかし、これらはプログラミングでは日常的に出てくる言葉なんです。これを機に、引数と戻り値について理解しておきましょう!

関数とは、一連の処理を行ってくれる「機能部品」
引数とは、関数に渡す「材料」
戻り値とは、関数から受け取る「結果」


ということでしたね。


前回の記事の中で、「引数・戻り値は無しでもOK」という説明をしました。

引数や戻り値が無い場合とはどういうことか?というイメージが、前回の説明だけだと分かりづらかったため、今回はその部分を補足説明していきたいと思います。

【目次】
  • ・引数、戻り値が無い場合とは?
  • ・実際の例

引数、戻り値が無い場合とは?


例えば、お使いをしてくれる関数があったとします。

この関数は、「買い物リスト」を渡すと、リストの内容通りに買い物をし、買ってきたものを依頼元に渡してくれます。

この場合は、以下のようになりますね。

買い物リスト:引数
買ってきたもの:戻り値


しかし、例えば毎週決まった日用品の買い出しに行く場合などはどうでしょうか?



この場合、毎回買うものが同じなので、特に買い物リストを渡す必要はありません。

また、買ってきた後もわざわざ依頼元に渡さずに、倉庫など所定の場所にしまっておいてくれれば良い、という場合もありますね。

こういう場合が「引数無し」や「戻り値無し」といったパターンになります。

呼び出し元からは、関数を実行するタイミングを指示するだけでOKということですね。

実際の例


例えばPHPの標準関数の「time」などは引数が無い関数です。



time関数は実行すると現在の時刻を返してくれますが、この処理には特に引数は必要ありません。

また、「echo」などは戻り値が無い関数です。


echoは指定したデータを画面に表示してくれる関数ですが、画面に表示して終わりなので、特に呼び出し元には何も返す必要がありません。

なお、戻り値に関しては、大抵の場合は処理結果として何かデータを返さないとしても、処理が「成功」したのか、「失敗」したのかという結果は報告するようになっていることが多いため、戻り値が無いというのは稀なケースになります。

このように、関数によっては引数や戻り値が無いケースもあるということを覚えておきましょう。

無料メルマガ配信中