フルスタックエンジニアのノウハウ
2022.03.07    2024.04.04

プログラミングで雑務を自動化!8時間の仕事が30分に!

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今回は「日々の雑務はプログラミングで自動化しよう!」というお話をしたいと思います。


プログラミングスキルを身につけることで、こんなことも出来るんだ、というご参考になれば嬉しいです。

単純作業はすべて自動化


日々の仕事の中で、データチェックなどの単純作業って意外と多いですよね。

1回1回の作業時間は短くても、ちりも積もればで、長い期間で見ると実は仕事時間の多くを食い潰していたりします。

これって別に自分じゃなくても出来るのでは?
でも他の人も忙しそうで頼める人もいない・・・。


そんな時はプログラムを作って、自分の代わりに作業させちゃいましょう!

プログラミングというと、多くの人が使うようなWebサービスを作ったり、クライアントから依頼されたシステムを作ったり、というイメージが強いと思いますが、プログラミングスキルを自分のために使うことで、日々の仕事を自動化させてスピードアップしたり時間を作って楽したりも出来るんです。

出来合いのツールを使うのではなく、自分で作れるからこそ、かゆいところに手が届くような「自分専用の自動化プログラム」をサクッと作ることが出来ます。

プログラミングの凄いところは、一度手順をプログラムしてしまえば、後はほったらかしで何回でも、何時間でも作業を行ってくれるところです。

苦行と思えるような単純作業でも、文句ひとつ言わず従順に行ってくれます(笑)

僕も、これまで自分の作業をたくさんプログラミングで自動化してきました。


実例


例えば以前、運営しているWebサービスのユーザ利用状況調査の一環で、500件程度のデータチェックと単純な作業を行う仕事がありました。

約500件のリストを元に、各ユーザーが何日おきにログインしているかをチェックし、ログイン頻度が低いユーザーにはメールを送信する


という作業です。

1件につき1分程度で終わる作業だったのですが、500件ものデータチェックと処理を手作業では行いたくないな、と思い、プログラムにやらせることにしました。

新規のPHPプログラムを1つ作り、内容としては

①データベースにアクセスして、500件のユーザーリストを取得
②取得したリストをforeachでループし、1件ずつログイン頻度をチェック
③もしログイン頻度が低い場合は、そのユーザーのアドレスにメールを送信


こんな感じです。

このプログラムのコーディングは30分程度で終わりました。

プログラムが出来れば、後はそれを実行してほったらかしておくだけです。

この程度の件数なら、処理は実行後数秒で終わります。

【手で行った場合】⇒1件1分×500件=8時間20分
【プログラムに行わせた場合】⇒コーディング30分で後はほったらかし(しかも再利用可)


手で行っていたら、1件に付き1分×500件で、8時間以上かかっていたであろう作業が、30分程度で終了しました。

1回の実行だけでも、8時間程度の時間が浮いたことになります。

しかも、このプログラムは今後も再利用出来るので、また同じ作業が必要になった場合は、今度はコーディング無しで実行するだけです。


この時間で他の仕事が出来ますし、趣味や家族との時間に充てることも出来ますね。


まとめ


このように、プログラミングを自在に扱えるようになると

仕事が効率化するだけでなく、人生の有意義な時間を増やすことも出来ます。


今回作った程度のプログラムを書くのはそれほど難しくなく、未経験の方でも短期間で習得出来ます。

また、プログラミングスキルを学び、「プログラミング脳」を鍛えることで、この作業も自動化出来そう!というアイデアも浮かびやすくなります。

皆さんも是非、プログラミングスキルを身につけて、自分の人生を有意義に過ごしてくださいね。

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