フルスタックエンジニアのノウハウ
2020.06.10    2020.09.09

【実践!サーバー構築】AWSでインスタンスを作成してみよう

【実践!サーバー構築】AWSでインスタンスを作成してみよう

Webプログラミングを行っていく上では、サーバーの知識も大切です。


シンプルなWebサイトにしても、高機能なWebアプリケーションにしても、サーバーを土台として動いているため、例えば


・アクセスが集中してサーバーが止まってしまったり
・セキュリティホールにパッチを当てたり
・ドメインやSSLの更新を行ったり


このように、実際にWebサービスを運営する際には「サーバースキル」が必要になることが多くあります。


開発会社などでは、サーバーエンジニア、インフラエンジニアといった、サーバーの専門スキルを持ったエンジニアがいることもありますが、フリーランスとして活動したり、自分のWebサービスを運営していく場合には、自分でもサーバーの知識をしっかり身につけておく必要があります。


もちろん、サーバーの知識がなくても行える仕事もありますが、サーバーの知識を持っていることで、運用まで想定したベストな設計や提案が出来るようになったり、Webプログラミングに対する理解も相乗的に深まります。


 Web業界で仕事をしていくなら、サーバースキルはぜひ身につけておきましょう!


今回は、サーバー構築の第1段階である、クラウドサーバーにインスタンスを作成する具体的な手順をご説明していきます。


これからサーバースキルを学んでいきたいという方や、クラウドサーバーを実際に触ってみたいという方はぜひご参考にしてみてください。


なお、「サーバーとは何か?」という基礎知識については、以下の記事で解説しているのでそちらもご参照ください。


関連記事

プログラマーのためのサーバーの基本【基礎編】


Amazon Web Services(AWS)


今回は、Amazonのクラウドサービス「AWS」のサービスの1つである「EC2」というクラウドサーバーを使って、サーバーインスタンスを作成して起動する手順をご説明します。


AWSのアカウントはすでに取得済みの前提となりますので、アカウントを取得していない場合は、以下のリンクから取得しておきましょう。


AWSアカウント作成の流れ
https://aws.amazon.com/jp/register-flow/



EC2インスタンスを作成する方法


それでは作業開始です。


まず、AWSのダッシュボードにログインし、「仮想マシンを起動する」をクリックします。




仮想マシンとは、クラウドでの1台1台のサーバーのことで「インスタンス」とも呼ばれます。


インスタンスを作成する際は、実際にサーバーが置かれる場所(リージョン)を選択することが出来ます。基本的には、物理的に距離が近い方がアクセスも早くなるため、右上のこの部分のリージョンが「東京」になっていることを確認しましょう。




AWSでは、あらかじめ用意された無数のサーバーテンプレートから好きなものを選んで、自分のサーバーを作ることができます。


今回は、勉強用のため素の状態のシンプルなテンプレートを選びましょう。


検索ボックスに「centos」と入力し、Enterを押します。




左のメニューから「AWS Marketplace」をクリックし、表示されたリストから「CentOS 7」というテンプレートの「選択」ボタンをクリックします。




確認画面が表示されるので、「Continue」をクリックします。




AWSには、無料利用枠というものがあり、無料利用枠に対応したタイプであれば、制限の範囲内は無料で試すことが出来ます。


無料利用枠の対象と書かれているものをチェックし「確認と作成」をクリックします。




最終確認画面で「起動」をクリックします。




次の画面では、サーバーにアクセスするための鍵を作成します。

キーペア名に好きな名前を入力し「キーペアのダウンロード」をクリックします。




注)ダウンロードした鍵ファイルはサーバーにアクセスするために必要になります。失くしてしまうとサーバーにアクセス出来なくなってしまうので、大切に保管しておきましょう。


ダウンロードしたら、「インスタンスの作成」をクリックします。




以下の画面が表示されたら「インスタンスの表示」をクリックしましょう。




作成が完了するまでには、少し時間がかかります。

作成中はこの部分が「pending」となります。




ここが、緑色の「running」になれば、インスタンスの作成は完了です。





 これで、自分専用のクラウドサーバーが1台作成されました。


Nameの欄の鉛筆マークをクリックして、サーバーに分かりやすい名前を付けておきましょう。

この名前は公開されるものではなく、あくまで自分用の管理名です。





AWSの料金を確認する方法


AWSの無料利用枠は、この記事の執筆時点では「AWSのアカウント作成から1年間は、月に750時間までは無料」という形になっています。


つまりインスタンスが1つであれば、ずっと起動しっぱなしでも1年間は無料ということになります(最新の情報については、AWSの公式サイトを確認してください)


なお、インスタンスを複数立ち上げたり、他のサービスを使用した場合は料金が発生する場合がありますので、料金は定期的に確認するようにしましょう。


AWSの料金については、ヘッダーのこの部分をクリックし「マイ請求ダッシュボード」をクリックすると確認できます。






EC2インスタンスが不要になったら


もし、インスタンスが不要になった場合は、インスタンスをチェックして「アクション」から「インスタンスの状態」を「停止」または「終了」にすればOKです。


注)終了を選択した場合は、インスタンスが削除されます。




さて、これでクラウドサーバーが準備できましたが、まだ素の状態です。


このサーバーに対して、基本設定やWebサーバ―/データベースサーバーといったミドルウェアのセットアップ、ドメインの設定やアプリケーションの設置などを行っていく形になります。


この辺りについては、また別の機会にご説明していきたいと思います。


この記事の動画版はこちら

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