フルスタックエンジニアのノウハウ
2020.02.01    2020.03.17

プログラマーに必要な「サーチ能力」

プログラマーに必要な「サーチ能力」

こんにちは、徳田 啓です。
Webプログラマー歴20年、【フルスタックエンジニア マスター講座】を運営しています。(生徒数1,800名突破)


プログラミングには、様々な種類の書き方やキーワードなどがあり、プログラミングを学習し始めた人は「こんなに多くのことを覚えておかないといけないの?!」と不安になりますよね。


しかし、全ての情報を覚えておく必要はありません。


実際、プロのプログラマーも専門書に書いてあるような「プログラミングの全ての知識」を常に頭に記憶している訳ではありません。


知識が必要になった時、それをどのように調べればよいのか?という「情報の探し方」を知っているんです。



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サーチ能力とは?



サーチ能力とは、分からないことがあった場合に、いかに速く解決方法を調べられるかというスキルのことです。


プログラミングの知識はただでさえ膨大な上に、日進月歩で常に新しい技術が生まれており、これら全てを頭に記憶しておくなんてことは不可能です。


もちろん、プログラミングの基本的な「仕組み」や「考え方」はしっかり理解しておく必要がありますが、その根本さえ正しく理解しておけば、枝葉となる知識はその都度調べて取り出すという考え方で大丈夫です。


全部を「暗記」しようとするのではなく、必要な時に探し出せる「サーチ能力」を磨いていきましょう。


プログラミングの半分は「調査時間」


プログラミングというと、ソースコードをガリガリ書き続けているイメージがあると思いますが、実際には処理の実装方法を調べたり、書いたプログラムが上手く動かずエラーの解決方法を調べたり、といった「調査をしている時間」が多くあります。


これは、プログラミングだけでなくサーバーの設定作業などでも同じです。


毎回同じものを作り続けるだけなら、覚えている知識だけで行うことが出来ますが、実際の開発はそうはいかないため、必ず分からないことや、上手く行かないことが出てきます。


僕もいまだに、開発を行う日はほぼ毎日何らかの調査が発生します。

コーディングをしている時間と同じくらい、調査や検証をしています。


ですので、欲しい情報をどれだけ速く見つけられるかということが、仕事スピードにそのまま直結するため「サーチ能力」はとても大切なんです。


実際のサーチ方法(コツ)


サーチは基本的にGoogleを使って行います。


プログラミングの技術情報は、リファレンスサイト、技術系サイト、企業や個人のブログ、Q&Aサイトなど様々な場所にあり、探している情報は大抵ネット上のどこかに存在しています。


知りたい情報や解決したい問題があった時、Googleの検索ボックスに何を入力するか?そして検索結果の中から自分が求めている情報が載っていそうなサイトを素早くピックアップ出来るか、これが具体的なサーチ能力のポイントになります。


検索ボックスには、複数ワードをスペース区切りで入力しましょう。


例えば、「PHPで、数字を3桁ずつカンマで区切って表示させたい」ということがあった場合は、検索ボックスに「php 数字 3桁 カンマ」と入力します。



それを行うためのサンプルコードがすぐにたくさん見つかります。


同じように、「PHPで文字列を暗号化したい」のであれば「php 文字列 暗号化」と入力します。



自分が行いたいこと、知りたいことを出来るだけ細かく絞り込めるようなキーワードを複数指定するのがコツです。


「CSSで背景色を設定したい」なら「css 背景色」と入力します。

入力していると、このように候補が表示されることがあります。


これはサジェストという機能です。

また、画面の下にこのように関連ワードが表示されることもありますね。




どちらも、多くの人がこのキーワードとともに検索している関連キーワードです。


入力するときにサジェストを見ていない人もいるかもしれませんが、自分が思いつかない適切なワードがここから見つかる場合もありますので、これらもよく見て参考にしましょう。


検索結果が表示されたら、タイトルとその下に表示されている概要文をざっと見ながら、自分が欲しい情報が記載されているページかどうかを判断していきます。


入力したキーワードとマッチした場合は、このように文面内の文字が太字で表記されますので、太字に目線を置きながらざっと見ていきます。


気になるページがあったら、クリックして実際のページを確認しましょう。


ページを読んでみて違うなと思ったら「戻る」ボタンを押して、やり直します。


このようなイメージです。


最初は欲しい情報が見つかるまでに時間がかかると思いますが、行えば行うほどに慣れていきます。


【Googleで効率よく検索するコツ】

  • 複数ワードで検索する
  • サジェストや関連ワードも参考にする
  • 太字表記部分を重点的にチェックする


寛大な心で落ち着いてページを読む

良い情報をみんなが分かりやすく書いてくれているとは限りません。

プログラミングは専門用語も多いので、初心者には分かりづらい言い回しで書かれているページも多くあります。


特にプログラマーの個人ブログなどは、自分用のメモとして書いているケースも多いため、そもそも分かりやすく伝えようとして書いていなかったりします。


そういったページを見ると、なかなか内容が理解出来ず、もしかしたらイライラしてしまうこともあるかと思いますが、そういったページにこそ有益な情報が書かれています。


そこで自ら情報をシャットアウトしても何の得もありませんので、落ち着いて、1つ1つ読み解いていくようにしましょう。


ここは文章を読み解く能力、読解力が試されます。

こういった点ではプログラマーは文系の人こそ向いていると思います。


英語サイトに臆さない


また、時には英語のサイトにしか情報がない場合もあります。

検索結果に英語のページが出たからといって無意識に読み飛ばすのではなく、翻訳機能を活用して読み解いていきましょう。


Chromeの場合は、英語のページにアクセスした後、右クリックして「日本語に翻訳」をクリックすると、ページが自動翻訳されます。



自動翻訳なので精度は低い部分がありますが、意味はなんとなく分かると思います。


自分のノウハウ集を作る


サーチした中で「これは今後も使えそうだ」と思う知識については、自分のノウハウ集としてまとめておくと、後で検索するときにさらにスピーディです。


僕はEvernoteというアプリを使って、技術情報をカテゴリごとにまとめています。

よく使うコーディングの方法やサーバーの設定手順などを自分用のノウハウとしてまとめておけば、Googleで検索しなくてもEvernote内を検索すればすばやく情報を見つけられます。


全ての知識をここに管理することは難しいですが、よく使うノウハウなどはこういった形でまとめておくのがオススメです。



Googleを自分の脳として使おう


サーチ能力を高めれば、頭に入っていない情報でも調べてすぐに補完することが出来ます。

これは、プログラミングの軸となる考え方さえ分かっていれば、いくらでも応用がきくようになるということです。

全てを頭に詰め込む必要はありません。

プロだって毎日分からないことを調べまくっているのです。


デキるプログラマーは、分からないことを調べて適切な情報をスピーディに見つける能力に長けています。


知りたいときに、知りたい情報をインターネットからすぐに取り出せる能力。

それがサーチ能力です。


これはプログラミングだけでなく、日常生活でもとても役に立ちます。


Googleをまるで自分の脳であるかのように、自由に情報を取り出せるサーチ能力を身につけましょう。

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