講師プロフィール
初めまして!
徳田 啓(とくた けい)と申します。
僕は、某IT企業でWebプログラマーを13年ほどやっていましたが、現在は独立し、ノマドプログラマーとして自由気ままにプログラミングをしたり、僕が今まで培ってきた「知識」と「スキル」を活かしてフルスタックエンジニアを目指す方に向けたオンライン講座を運営しています。
現在45歳で2児の父です。
今ではプログラミングで仕事をしていますが、実はプログラミングスキルを学校で学んだことは、これまで一度もありません。
そんな僕がどうやってプログラマーになり、現在のような自由なライフスタイルを手に入れたのか、簡単にご紹介します。
高校時代
高校は普通科でした。
高校受験時、普通科の一般クラスを受験したのですが、特別進学クラスに欠員が出たため繰上げで特別進学クラスに入学できることになりました。
当時僕は勉強が嫌いで、大学にも興味がなかったのですが、特別進学クラスに入学できるということを、母親がすごく喜んでおり、それが僕も嬉しかったのを覚えています。
しかし、入学してみると大学進学のための勉強、勉強のみの毎日。
成績優秀者しか部活に入ることも許されず、体育祭もありません。かろうじて文化祭はありましたが、これも僕たちが2年生の年を最後に廃止となりました。
異常なほどの進学校でした。
周りの友達も、お互いをライバルとしてしか見ておらず本音で語り合える友達はいませんでした。
僕「なあ、明日の中間試験、勉強してなくてやばいよ。お前勉強してる?」
友達「いや俺も全然してないよ・・」
と言いつつ高得点を取る友達・・・。
医者や歯医者の跡継ぎも多く、彼らも相当なプレッシャーだったようです。
「ここは自分がいるべき場所じゃない」
次第にそういう思いが強くなってきました。
そして、僕は高校2年の頃から学校に行かなくなりました。
そんな僕の気持ちを理解し、認めてくれた両親には今でも感謝しています。
アルバイトの毎日
それからはアルバイトの毎日でした。
「みんなが学校で勉強している間、社会に出て仕事をしよう!」
そんな思いで、販売業や新聞配達など色々な仕事をやってみました。
その中の1つにパソコンのテスターのアルバイトがありました。
【未経験者歓迎!】の文字に誘われ、恐る恐る面接を受けたところ、なんと合格!
新製品のパソコンに入っているソフトを手順書に沿って操作して、不具合がないかチェックするだけの本当に誰でも出来る仕事でした。
でもこの仕事をやっているうちに「パソコンのおもしろさ」に目覚めていきました。
プログラマーとしてのスタート
パソコンのおもしろさに目覚めた僕は、色々な専門書や月刊雑誌を読みました。
給料はほとんど書籍代に消えていきましたが、どれを読んでも楽しかったので全く苦ではありませんでした(当時は実家に住んでいたので、給料の大部分を書籍に費やしていました)
パソコンを自作してみたり、OSをインストールしてみたり、家庭内LANやインターネットをつないでみたりと、本を見ながら色々やってみました。
そうこうしている内に、プログラミングというものの存在を知り、当時結構高価だった「Microsoft VisualC++」というソフトを自腹で買ってみました。
始めは全然分かりませんでした。
プログラミングの本を買ってきて、サンプルどおりにソースコードを打ち込んでみました。
サンプルどおりに動きました。
「やった!」
「・・・」
「・・・」
「・・・で?」
作ったは良いけど、それでどうしよう?と言った感じでした。
プログラミングというのは「こういうものを作りたい!」という目的無しに、ただただサンプルを動かす勉強をしていても、モチベーションが続かないものでした。
プログラミングでもっと色々なものを作ってみたくなり、職場でのテストの結果を管理する「不具合管理アプリ」を作って導入したりしました。
その職場には、新製品のテストを行う部署以外にも、開発業務を行う開発部署があったのですが、このようなことを続けていたある日、この開発部署の部長から部署移動の声がかかりました。
こうして、プログラマーとしての第1歩がスタートしました。
実戦で覚えたプログラミング
それからは先輩プログラマーの下で、色々なプログラミングの仕事をしました。
1人で作る小規模なプログラムから、国が関わる100人規模の開発チームで作る大規模システムまで、様々な開発プロジェクトを経験しました。
そこで分かったことは、本で勉強した知識とは全然違う「現場の知識」でした。
開発現場で即戦力となるスキルというのは、本で勉強しているだけではいつまで経っても身につかず「自分がいかに遠回りしていたのか」を痛感しました。
先輩からほんの数分間で直接教わる「活きた知識」は、僕が書籍で数ヵ月間独学したどんな内容よりも実践的なものでした。
僕は実戦でスキルを磨きながら、経験をどんどん蓄積していきました。
そして、3年ほどたったある日、某ITベンチャー企業の社長から「うちに来ないか?」とヘッドハンティングのお誘いを受けました。
この方とは以前、仕事で関わったことがあり、僕のことを気に留めてくれていたようです。
まだ20代だった僕は「新しいことをやってみたい」と思い、誘いを受けることにしました。
開発マネージャーとしての仕事
新しい会社では、Web系のサービス開発をメインで行っていました。
PHP、JAVA、Perlなど、いわゆるオープン系言語での開発です。
開発マネージャーという立場を任された僕は、開発プロジェクトでの設計や開発業務はもちろんですが、開発チーム内の新人教育や、採用も担当しました。
新人面接から採用、戦力に育てるまでの教育プラン。
これまた色々と失敗もしました。。。
でも、その経験のおかげで
「どういうアピール、実績を持っている人を採用すれば良いか?」
「新人には何をどういう順番で教えていけば、現場で使える即戦力に育つか?」
といったことが分かるようになってきました。
独立、手に入れた自由
ITベンチャーでの仕事はやりがいがあり、楽しかったのですが、業務時間が異常なほど長く、徹夜も日常茶飯事でした。
僕は、仕事でプログラミングをしているのも、家でゲームをやっているのも楽しさ的には大差なかったので、それは良かったのですが、結婚して子供が生まれることで「もっと家族との時間を増やしたい」という気持ちが強くなってきました。家族からもそういう要望がありました。
ちょうどそのころ読んでいた本に「ノマドワーク」というのが書いてあり、「すごく良いな!」と感銘を受けました。
ノマドは「遊牧民」が語源になっており「働く場所を選ばない」「オフィスに出勤しない」という、満員電車や残業から開放され、自分の時間を増やす新しいワークスタイルです。
プログラマーならば、これが実現出来る!と思いました。
そして、2013年にITベンチャーを退職し、フリーランスのプログラマーとして独立しました。
フリーランスとして、自分のやりたい仕事案件を選んで実施したり、オリジナルサービスやシステムを作って販売したりする「ノマドプログラマー」の誕生です。
朝、子供たちを登校させた後、妻とゆっくり朝食をとります。
午前中はジムで体を動かし、併設の温泉に使った後、午後はカフェや自宅の書斎で仕事をします。
子供たちが学校から帰ったら、毎日今日あったことを聞かせてもらえますし、夕食を毎晩家族全員でとれることは、子供の教育にとても良いことだと実感しています。
夏休みや冬休みも、子供たちと一緒にたっぷり取れます。
旅先でもノートPC1台あればプログラミングが出来るので、旅行もゆっくり出来ます。
プログラマーを育てるということ
ある日、お世話になっている人の紹介で「Webプログラマーになりたい」という20代前半の若者と知り合いました。
勉強のために君の会社で雇ってくれないか?という依頼でした。
僕は既に退職していたため、雇うことは出来なかったのですが、「即戦力になるためのスキルを教えることは出来ますよ」と、その若者にプログラミングノウハウを教えることにしました。
いつも新人教育でやっていた事だったので、それほど難しくはありませんでした。
その若者も意欲が高かったので、みるみるうちにプログラミングスキルを身につけ、無事Webプログラマーとして就職することができました。
その後も、
「Webプログラマーになりたい」
「10年後も食べていけるスキルを身につけたい」
「在宅で自由に仕事がしたい」
「多くの人に使ってもらえるWebサービスを作りたい」
このような要望を持っている人がとても多いことを、色々な人と話をしたり、メールで相談を頂いたりして知りました。
ネットを介して、多くの人に自分のスキルを伝授することで社会貢献をしていきたい。
次第に、そんな思いを強く持つようになっていきました。
これからやっていきたいこと
もっとより多くの人にプログラミングの面白さを知ってもらいたい!
僕がプログラミングを身につけたことで享受した「職に対する将来の不安の解消」「金銭的な余裕」「自由なライフスタイル」を多くの志が高い人たちにも実現して欲しい。
このような思いから、独自のプログラミング講座を立ち上げました。
講座では、僕が持つプログラミングスキルとノウハウを出し惜しみ無く全て教えています。
多くの人に「スタートライン」に立って頂き、同じ仲間として楽しく情報交換したり、みんなでアイデアを出し合って、面白いアプリや未だ世界にないサービス立ち上げたりしていきたい。
そして、多くの人がプログラミングをもっと身近に感じ、学校や書籍では得られない実践的なスキルを身につけ、自由なワークスタイルを手に入れて、家族を幸せにしていくことで日本がもっと元気で優しい国になっていく。
そんな壮大な夢を抱いています。
いつか、あなたとも一緒にプログラミングが出来る日を楽しみにしています!
それでは、これで僕の経歴、自己紹介を終わりにしたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございました!