未経験からプログラマーになるための3つの道
プログラマーになるには、具体的にどうすれば良いのか?
僕自身も、映画の影響でプログラマーに興味を持ち、プログラマーになってみたいと思うようになったのですが、当時は「でも、具体的にどうすればなれるんだろう…」と、漠然とした疑問を持っていました。
そこで今回は、プログラマーに興味がある、これからプログラマーになりたいと思っている人のために「プログラマーになるための道」をいくつかご紹介したいと思います。
そもそもプログラマーとは何か?
漠然と「プログラマーになりたい」と思っているだけでは前に進めないので、まずは何をもってプログラマーと言えるのか、ということを定義してみましょう。
プログラマーとは、
プログラミングをして報酬を得られる職業
という定義が分かりやすいかと思います。
もちろん、報酬を貰わずに素晴らしいアプリを作っている人や、趣味だけで行っているプログラマーもいますが、ここでは例外とします。
つまり、あなたがプログラミングで報酬を貰えるようになったら「プログラマーになった」と言えるわけですね。
プログラマーのワークスタイル
では、どうすればプログラミングで報酬が貰えるようになるのでしょうか?
プログラミングで報酬を貰う方法は、大きく3通りあります。
①会社にプログラマーとして雇われる。
②フリーランスとして活動する。
③オリジナルサービスを作って収益を得る。
それぞれについて説明していきます。
①会社にプログラマーとして雇われる
この場合の報酬は「給料」になります。
プログラマーが多く在籍する開発会社に就職して、開発メンバーの一員になるという方法が一般的ですが、プログラマーが全くいない会社にプログラマーとして就職するという方法もあります。
どこの企業でも、業務のIT化が進むにつれプログラマーのニーズは高まっています。
通常、社内に開発部署を持たない企業が自社のIT化を行う場合、開発業者に外注するわけですが、開発費はなかなか高くつきます。
であれば、社内に1人詳しい人間を雇ってその人にやってもらうという選択肢は十分にあるのです。
社内に詳しい人がいれば、外注する際にもコミュニケーションが行いやすいですし、価格面で足元を見られることも少なくなります。
未経験から学んだとしても、ある程度のものが作れるくらい詳しくなれば、それだけで素人より頭一つ抜きん出ますので、少し視点を変えるだけで就職先は無限にあります。
②フリーランスとして活動する
この場合の報酬は「契約料」になります。
フリーランスの場合は、自分自身で営業活動を行い、開発案件を受注する必要があります。
しかし最近では「クラウドソーシングサービス」が多く出てきており、営業経験の無い個人でも、実績とアピールと交渉次第で、自宅にいながらにして全国のクライアントから案件を受注することが出来るようになってきました。
開発案件というものは、一度開発して終わりということは少なく、アプリのバージョンアップや改修作業などが必ず発生しますので、例えば最初は価格を低めに設定して初回の信頼関係を築き、長期契約を獲得するといった戦略を取ることも出来ます。
これまで、こういった戦略は企業だけのものでしたが、クラウドソーシングが一般的になってきたことで企業よりも柔軟に動ける個人フリーランスのほうが有利なケースも多いです。
ただし、最近はフリーランスや副業のプログラマーが増えてきており、実績が少ない場合はなかなか仕事を獲得することが難しいと思います。
これからこの方法で活動していこうとするならば、ニーズのありそうな「特定の分野のアプリ」に特化して、デモアプリなどを事前に作成し、受注価格や納期などで優位性を持たせてアピールしていくといった戦略が必要になります。
③オリジナルサービスを作って収益を得る
これからプログラマーを目指すのであれば、個人的にはこれが一番お薦めです。
自分のオリジナルWebサービスを作って、収益を得るという方法です。
プログラミングを学べば、自分のオリジナルサービスを自分でゼロから作れるようになります。
受託開発案件の場合は、依頼された開発を行って報酬をもらって終了。という流れですが、オリジナルサービスの場合は一度開発したサービスが継続して収入を生み出してくれます。
つまり、資産を作っていくことが出来ます。
オリジナルサービスなら、広告収入、ユーザーからの課金収入、売上マージンによる収入など、マネタイズ設計も自由に行えます。
もちろん、サービスを多くの人に広めていくためには「マーケティング」のノウハウも必要になりますが、フリーランスで活動しているマーケッターもクラウドソーシングサイトに多くいますので、そういった専門家のサポートを受けながら育てていくのが良いでしょう。
また、「サービスのアイデアが思いつかない」ということもあると思いますが、例えば、あなたの周りに困っている人はいませんか?不便に感じることはありませんか?
そういったことを解決出来るサービスは、きっと誰かの役に立ち、収益を生みます。
すでにアイデアがある人と組んだり、最初は上記のようにフリーランスや開発チームに参加して受託で作っても良いと思います。様々なサービスに触れているうちにオリジナルサービスのアイデアが生まれてくることもあります。
未経験からプログラマーになるための第一歩
上記のいずれの道を選ぶとしても、未経験からプログラマーになるための第一歩としてお薦めなのが「実績となるアプリを作ること」です。
僕はこれを一貫して言っていますが、プログラミングの構文などを細かく学ぶよりも、まずは簡単なものでも良いので「自分の実績となるアプリ」を作っていきましょう。
1つ、2つと実際にアプリを作りながら学んでいくと、段々高度なアプリが作れるようになっていきます。そうすれば上記①~③どのパターンだとしても実績がそのままアピール材料となります。
僕と一緒にプログラミングを学んでみませんか?
なお、僕の講座ではプログラミングを楽しみながら「実績作り」ができる内容になっています。
最初は、課題サービスの作成を通して「Webサービスをゼロから作る方法」を学び、その後ご自身のオリジナルWebサービスを作っていきます。
プログラミング未経験の方でも1ステップずつ学んでいける内容になっており、分からないことがあれば回数無制限で僕が個別サポートしています。
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